Tabio Blog

2008:01:17

震災から13年。

こんばんは。オンラインストアのペトチーレです!やっと本格的に、春の商品がオンラインストアにも登場してきました!やっぱり、冬とは違って色が鮮やかで、見ているだけで春がやってきたような気分になります。今年の春夏は、カラフルな感じです。スポーティーな配色や、パステルカラーなど、本当に色鮮やかです。これから続々と新商品・新色が登場してきますので、どうぞお楽しみに!


突然ですが、私が小さい頃のかかりつけのお医者さんの話をします。
このお医者さんは、何かあるたび、私の家族全員がお世話になっていた診療所のお医者さんです。無愛想なんですが、福々しいお顔のかたでした。熱が出て、両親につれられて先生のところに行くと、「こんな熱の子を動かしたら余計にしんどいだけや!病院来たらアカン!」と言ってみたり、採血のついでに「血液型知りたい」と言うと、「なんでや、別にいらんやろ」と言われたりしていました。乱暴なようですが、今思うと、とても適切な処置をしてくださる、素晴らしい先生だったんです。その先生が、近所ではいわゆる「やぶ医者」と呼ばれていることを知ったのは、中学生の頃です。なんだかすごく悲しかったことを覚えています。


それから、高校生になったある日、久々に診療所に行きました。あの神戸の震災があってから数ヶ月した日のことでした。待合室で待っていると、受付のおばさんが、ある患者さんに保険証のことで説明をされていました。なんとなく聞いていると、
「保険証はいいですから。もし、また機会があってこちらにいらっしゃることがあれば、立ち寄ってください。しっかりね。おだいじに。」
と、いうようなことを話しておられました。
どうも、その患者さんは被災されて、ご親戚のところで落ち着くまで暮らしていらっしゃる方のようでした。もしかすると、先生はお金ももらってなかったかもしれません。詳細は覚えていませんが、でも鮮明に「あぁ、いいところで私はずっと診てもらってたんだなぁ。先生はやっぱりスゴイ人や。」と思ったことをとてもよく覚えています。あの震災を一番身近に感じた瞬間でもありました。


あの日のことは、忘れません。大した被害にもあわなかったし、あの震災を教訓に防災に気をつけているわけでもないけれど、やはりこの日がくると、何でもなかった日常が突然無くなってしまうような圧倒的な暴力があるんだ。と気付かされます。そして、あの恐怖を体験された方々や、亡くなった方々のことを思うと、昔よりももっと切実にやりきれない気持ちになります。今もしんどい生活をなさっている方のこれからが少しでも明るいものとなりますように。心から願います。
忘れてはいけない、大切な日だと、思います。それではまた明日。

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