【特別編】
6月2日にお誕生日を迎える
越智会長にインタビュー

贈りものにまつわる、
心温まるちょっとユニークな
コンテンツをお届けする「ami-ami」。
今回は、特別編です。
 
6月2日は、
タビオ株式会社の創業者である
越智直正会長のお誕生日。
そこで今回は、越智会長に
誕生日や贈りものにまつわる
お話を伺いました。

ーお誕生日にまつわる、嬉しかったエピソードを教えてください。

一番嬉しかったのは、手紙やな。幼稚園の娘が「お父さんありがとう」って、あどけない字で。抱きしめたいくらい嬉しかった。
丁稚奉公していた若い頃は、お誕生日なんてなかった。28歳で独立してからしばらく忙しくてな、お誕生日どころじゃなかった。でも、誕生日らしいことは何もなくても、誕生日当日は、朝と晩と1日2回体を洗って、神棚に手合わせてたな。

ー朝と晩と、2回ですか。

そう、「諸人よ 思い知れかし 己が身の誕生の日は 母苦難の日なり」(=自分の誕生日は母が大変な苦労をした日である)「身体髪膚 これを父母に受く 敢て毀傷せざるは、孝の始めなり」(=自分の身体は全て父母から受けたものであるから、傷つけないようにすることが孝行の始まりである)って言葉があるように、親孝行が何もかもの原点やな。
誕生日は親に感謝する日で、それができて初めて一人前になれるんとちゃうかな。

ーだからこそ、お子さんやお孫さんからの「ありがとう」は嬉しいですね。

それはホンマに嬉しいな。だからあんたも、言ってもらえるようになりや。

ーはい!!!

それと、ある程度会社が落ち着いてからは、誕生日に仕事はしないようにしてたな。どんなに忙しくても、どんなに借金があっても、近くのお寺さんにお参りに行くとか。親と身体に感謝をして、自分を振り返る日に。

ーこの一年を、お寺さんに向かってありがとうございました、と。

そう、自分の身体にもな。足も何もかも、身体中に感謝を込めて洗って。今年も一年頼むでと。

ーお手紙以外に、嬉しかった贈りものはありますか?

若い頃から欲しい物はなかったし、今もないな。服も自分で一回も買ったことがない。全部嫁さんが揃えてくれる。だからワシは嫁さんの着せ替え人形か、って。ワシがモテると困るから、似合わない服をあえて選んでるねん。ホンマは男前やのに、似合わん服を着せるからモテへんねん、お前の腹の内はわかってるんや、ってな。

ー(笑) 会長から誰かへ、贈りものにまつわるエピソードはありますか?

ワシからのプレゼントは、喜ばれへんねん。孫の誕生日に一緒に買い物行こか、って言っても嫌がられる。

ーそんなことはないと思いますよ?!

ワシがせっかちで、急ぐもんやから嫌がられるねん。
孫の誕生日に一緒に買い物に行ってな、BEAMSに入って孫が服を見てたんやけど、待ってるうちに寝込んでしまって、目が覚めたら見失ってしまってな。慌ててショッピングセンター内を走り回って、それでも見つからんもんやから、店に戻って、店員さんに「孫と買い物に来たんやけど、おらんようになって、知りまへんか?」って聞いたらな、孫は着替え室におったんや。あんな時間、付き合いきらんわ。

ーお誕生日に食べたい物や、食べる物はありますか?

全然ない。ワシが一番好きな食べ物は、お茶漬けやな。茄子の漬物とミカンの皮と、ちりめんとご飯。この組み合わせが一番好きやな。
去年の誕生日は、孫が全員集まってな、ごはんを食べに行ったわ。写真あると思うねんけど…

ー大家族!こんなにたくさんのご家族から祝ってもらえる誕生日、素敵ですね。

あんたも、大切に生きや。誕生日ってのは節目なんや。親に感謝して、自分の頭から足の先まで隅々に感謝するの。今年も一年お世話になりました、って。それだけで、スパーッと気持ちいい一年の始まりになる。

最後に、こちらの記事を読んでくださった方へ会長からプレゼント!
著書「靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓」直筆サイン入り本を1名様に。
応募締切:6月10日(木)
プレゼントキャンペーンは終了しました

誕生日に誰かに祝ってもらえることも、もちろん嬉しいイベントですが、それと同時に、誕生日は親と自分自身にありがとうと伝えて、自分の身体を大事にしようと思う日でもある、という事に気づきました。そして、お孫さんやご家族の話から、普段の会長の姿が垣間見えて、嬉しくなりました。
あらためて、越智会長、82歳のお誕生日おめでとうございます!