
靴下を種から育てる
奈良県広陵町の休耕地を活用して
種から綿花を育てます。
農薬を一切使わずに
すべてを人の手で栽培しています。
のびのびとした環境で
しっかりと太陽を浴びて
笑顔のもとで収穫されたコットンは
私たちを元気にします。
大地が育んだ素直でやさしい風合いを
そのまま糸にしました。


休耕地を活用し
2009年より綿花栽培を開始
奈良県北葛城郡広陵町。
国産靴下の一大産地の町で
綿花栽培プロジェクトを2009年より開始。
世界中の綿の研究と試験を繰り返し、
2015年より現在の「TABIO'S COTTON」
の栽培を開始しました。

農薬完全不使用の
有機栽培
農業従事者や近畿大学との産学協同
プロジェクトの協力を得て
全てが有機栽培。一切の農薬や化学肥料を
使用しない、人の手で栽培
された綿花の収穫が実現しました。

自然に弾けるのを
待ってから収穫
綿花が咲いたのちに実がなり、
それが弾けると綿(わた)ができる。
オーガニック農法なので環境にやさしく、
茎や葉が枯れるまで待ってから
収穫を開始します。

ひとつひとつ
丁寧に手摘み
自然のままで成長したコットンボールの
繊維を機械で傷つけることのないように
地元地域のシルバー人材の方が
ひとつひとつ手で摘み取っています。

国内紡績工場で
丁寧に糸にしていきます
繊維長の長いTABIO'S COTTONの
風合いを活かすため、細かな配慮が可能な
国内紡績工場で丁寧に糸にしていきます。
繊維を梳きながら1本1本分離され
ロープ状にしていきます。

あらゆる人の手を経て
TABIO'S COTTONが完成
長い年月の研究と試行錯誤を重ね
年々収穫量や品質が安定し、
ついに商品販売できる量となり
TABIO'S COTTONが完成しました。


TABIO'S COTTON
やさしい風合いの無農薬ソックス
パッケージには、東京2020オリンピック・
パラリンピックエンブレムなどで知られる
美術家の野老 朝雄 (ところ あさお)の手掛けた
ロゴを、阿波和紙に施した折り紙封筒で
靴下を一足一足お包みをしてお届けいたします。

折り紙封筒の
パッケージ
お包みするパッケージも
日本らしい折り紙封筒で
ひとつひとつお包みします。

「繋げる」という
コンセプトデザイン
持続可能な取り組みを
「繋げる」というメッセージ
をこめて、並べると繋がる
デザインに仕上げました。

徳島の伝統文化を継承する
阿波和紙を採用
靴下だけでなく、靴下を包む
包装紙にもこだわりました。
徳島の伝統文化である阿波和紙の
風合いを感じられます。


野老 朝雄 (ところ あさお)
美術家/Artist
【TABIO'S COTTONアートワーク】
1969年、東京生まれ。幼少時より建築を学び、
江頭慎に師事。2001年9月11日より
「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、
美術・建築・デザインなど、分野の境界を
跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいた
定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、
同様の原理を応用した立体物の設計/制作
も行なっている。主な作品に東京2020オリンピック・
パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部
ガラスパター ン、TOKOLO PATTERN MAGNETなど。
2016年より東京大学工学部非常勤講師、2018年より
東京大学教養学部非常勤講師、2022年より
國立臺灣師範大學(TAIPEI, TAIWAN)客座教授を務める。
公式ウェブサイトはこちら

中島茂之(なかしましげゆき)
Awagami Factory 専務理事 兼 工場長
【包装紙 阿波和紙】
1976年、徳島生まれ。英国留学をきっかけに
地元徳島から世界に発信するものづくりを行う
Awagami Factoryに惹かれ入社。
Awagami Factoryについて
1300年の歴史を持つ阿波和紙のブランド総称であり、
和紙の伝統文化を守り継承するだけではなく、
新しい素材の作り手として、むしろ和紙を「伝統」
という世界から解き放し、さまざまな技法の開発・
素材の研究活動を行なっている。ユーザーの声に
耳を傾け、現代の生活空間へ、そして次代へと
生かしきる和紙文化の新しい発信拠点を目指している。
Awagami Factory ウェブサイトはこちら
