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血行不良が冷え性を招く!靴下は何を選べばいい?
体の冷えは、便秘や肌荒れなど美容に関する症状だけではなく、免疫力を低下させるなど健康面に対しても悪影響を与えます。足を温めるために、靴下を重ね履きする方も多いのではないでしょうか。しかし、足を温めるために着用した靴下が場合によっては体を冷やしてしまうこともあるのです。今回は、冷えを克服するための靴下の選び方と着用時のポイントについてまとめてみました。
辛い冷え性… 皆さんに体験談をお聞きしました
女性の美と健康に悪影響を与える「冷えの症状」。深刻な方はシーズンを問わずに手足が冷たいなど、不快な症状に悩まされる方もいるようです。今回のアンケートでは、実際に「冷え性」に悩む方の意見を調査しました。
不眠や腹痛…冷えの症状は健康にも悪影響を与える
・冬場が特にひどく、どんなに暖かい格好をしていても手先はすぐ冷たくなるので、カイロが手放せなかったこと。(20代/女性/正社員)
・冷えの症状で困ったのは、何かしびれるような感じになってねれない(30代/男性/正社員)
・エアコンの効いた部屋や、冬場は足腰にきます。(40代/男性/正社員)
・手足の先から冷えて夜布団に入ってもなかなか眠れず毎日のように1~2時間布団の中で手足をこすり続けていました。(40代/女性/個人事業主・フリーランス)
・お腹が冷えて下痢をおこしたりなど・・(40代/女性/専業主婦)
・最近年齢のせいか手足の先が非常に冷えて、しかたがないのでひどい日は靴下を履いて寝ます。(50代/男性/個人事業主・フリーランス)
【質問】
冷えの症状で困った経験を教えてください。
【調査結果】
フリー回答
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年06月22日~2017年06月29日
有効回答数:208サンプル
アンケートの結果、冷えの症状から健康に悪影響を起こす方が多いことが分かりました。その症状は不眠に腹痛などさまざまなものがあります。特に、「手足が冷えて眠れない」という症状を持つ方は、就寝時に靴下を着用する方も多いようです。しかし、靴下の着用方法によっては、冷えの症状を悪化させるケースもあります。
ちょっと待って!その履き方は逆効果かも
足が冷える原因の1つとして挙げられるのが「血行不良」です。
血液が体の隅々まで循環していると、体の末端が冷えにくいといえます。
しかし、締め付け感のあるボトムスやサイズのあっていない靴下を着用することによって、足に十分な血液が行き渡らなくなり冷えてしまうケースもあります。
そのため、衣類はできるだけ締め付け感のないものを選びましょう。
特に就寝時に3枚以上の過剰な靴下の重ね履きをしてしまうと、冷え対策のはずが逆に足の血流が阻害され体を冷やしてしまう事がありますので注意しましょう。
また、湿気に対して気を配ることも重要です。
人は足の裏からも汗をかきます。
足の裏に汗をかき、靴下を変えずに放置してしまうと水分が体の熱を奪い結果的に体を冷やしてしまいます。
日中であれば靴下を取り換えることもできますが、就寝時には着用している靴下を取り換えることはできません。
就寝時の靴下は、通気性・吸湿性に優れたものを選び、足先から体が冷えないように意識することが大切です。
就寝時の靴下着用のポイント
就寝時に靴下を着用する場合、重ね履きをしてしまうのは足を圧迫したり、靴下内の湿気を溜め込んでしまったりなどの原因に繋がるため避ける方が望ましいです。
就寝時に靴下を着用したい場合は、「ゆったり」とした就寝用靴下を履きましょう。
これは就寝時に、暑くなって来たら簡単に脱げるようにする為です。
また就寝時に、靴下を着用していてもふくらはぎの部分が冷たくなってしまう経験をお持ちの方は多いです。
ふくらはぎは下半身の心臓とも呼ばれており、体の血流に影響を与えるパーツでもあります。
冷えがひどい方は、レッグウォーマーを着用するのも良いでしょう。
ふくらはぎをしっかりと温められるレッグウォーマーを着用することで、就寝時でも快適に脚を温める効果が期待できます。
靴下の着用と血行不良…就寝時には特に注意しよう
手足の冷え性に効果的とされる「就寝時の靴下着用」は、方法によって血行不良を招く場合もあります。就寝時に冷え対策で靴下を着用する際には、2枚以上の靴下を使用しないこと、小さすぎる靴下を着用しないことなどの工夫が必要です。血行不良を悪化させない靴下選びのポイントを知り、つらい手足の冷えを克服しましょう。
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