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近畿大学と綿花栽培で連携/近畿大学限定オリジナル商品の共同開発も計画

近畿大学(大阪府東大阪市)とタビオ株式会社(大阪府大阪市)は、奈良県広陵町の休耕田で、綿花収量の向上に向けた栽培研究に取り組んでいます。本件には近畿大学の学生団体「Kindai SDGs Association」の学生も参加しており、産学連携でSDGs(持続可能な開発目標)に取り組みます。

1. 本件のポイント
● 近畿大学と靴下専門店を展開するタビオ株式会社との産学連携の取り組み
● 休耕田を有効活用し、綿花収量向上に向けた実験を実施
● 栽培綿花を原料とする近畿大学限定オリジナル商品の共同開発も計画

2. 本件の内容
タビオ株式会社は平成21年(2009年)より、奈良県広陵町にある休耕田の有効活用、同町のシルバー人材センターの活用などを目的に、化学肥料および農薬を全く使用しない農法での綿花栽培を行ってきました。しかし平成30年(2018年)に、綿花収量が例年の約80%まで減少しました。
近畿大学社会連携推進センター教授の田中尚道は、タビオ株式会社会長の越智直正の依頼を受け、平成31年(2019年)4月より収量減少の原因追究と解決策の策定に向けた栽培研究をスタート。栽培試験では有機肥料の種類、量、マルチの種類により試験区を6区画設け、試験区別の収穫量を調査します。
また栽培試験には、近畿大学の学生団体であるKindai SDGs Associationの学生が苗植えから収穫までの農作業をサポート。収穫した綿花を原料とした近畿大学限定オリジナル商品の共同開発もタビオ株式会社商品部と計画しており、今年秋の販売を目指します。

3. 学生団体Kindai SDGs Association
SDGs(持続可能な開発目標)に関連した様々なプロジェクトに取り組み発信することで、企業や団体・個人に至る多くの人々の環境意識の向上と、残された自然を守るための行動を目的とした学生団体。

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