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第2回 奈良先端科学技術大学とのワークセッションを行いました
<日時>2024年6月16日(日)
<場所>奈良県北葛城郡広陵町
TABIO’S COTTONプロジェクトとしてシーアイランドコットンの綿花畑の間引きと雑草取りを、奈良先端科学技術大学院大学の久保教授はじめ学生の皆様と実施いたしました。
2週間前の種付けから元気に発芽している苗を見て、学生の皆様は素直に喜ばれていました。
発育の良い苗は3本とも発芽していますが、元気な苗を1本に残して間引きする作業と雑草取りをしていただきました。間引きするのは少し心苦しいですが、栄養を1本に集中させて立派に成長することを願いながら、今回は2,000平方メートルの場所での作業を完了できました。箇所によってはまったく発芽していないものもあったため、追加で種付けも行いました。
土の状態や種付けの深さなどによって、発芽率や根の状態も変わることを知りました。
その後の生育でも無農薬で化学肥料も一切使わない栽培方法のため、カエルやバッタなどの昆虫がたくさん飛び交い、農業と昆虫との共存を実感することができました。
間引き作業の後は第2回目のワークセッションを行い、TABIO’S COTTON事業において、学生の皆様から綿花栽培やタビオのものづくりについての質疑応答など情報交換を行いました。
学生の皆様からの質問の中には、靴下の履き心地の数値基準について言及がありました。中々言葉では違いを口伝できない状況ということで、実際に靴下を履いていただき五感で違いを体感いただく場面もあるほど盛り上がりました。
大変熱心な方が多く、とても有意義な時間となりましたこと感謝いたします。