みんなの"いい靴下”を
教えてもらう連載企画
『Found, Good Socks!』。
今回は社内にも愛用者が多い
Tabio MENの一足。

EC担当を経て、現在は商品MDとして奮闘中。趣味はサッカーとフットボールというスポーツ好き。ぶどうだったら永遠に食べられる。

ECのコンテンツ制作や限定商品企画などを担当。エネルギー源は本と音楽とうさぎ。ピンク色とうさぎモチーフに飛びつきがち。
タフさが魅力

- 僕が見つけた“いい靴下”は、パワーフィットソックスです。

- お気に入りポイントは?

- まず、破れない。破れるって人、聞いたことないです。
この企画のお話しいただいて、何足持ってるか数えたんですよ。そしたら、白だけでも10足ぐらいあって、 
- !?

- 黒もそれぐらいあって、全部破れてないんですよ。

- え?それはストックとかじゃなくて?全部履いてるん?

- 全部履いてます(笑)。
白とかやっぱり汚れちゃうんで…何足もローテして履くんです。マジで破れないっす。 
- へぇ〜!その耐久性が推しポイントなんやね。

- あと、僕、めっちゃきついかめっちゃゆるいかが好きなんですよ。これはきついタイプで、すぐ跡つくくらい強めなんですけど…なんか、脱いだときの開放感も好きで(笑)。
周りにも熱烈なファン多いですね、パワーフィットしか履かない、みたいな人。 
- 確かに、パワーフィット好きで何人か思い浮かぶわ。

- 利きパワーフィットとかできるかも(笑)。結構自信あります。
“好き”を深掘り

- 入社する前は他社のものを履いてたので、それと比べると、履いたときの感動みたいなのがあって。履き心地なんてどれも一緒やろって思ってたんですけど、違いましたね。

- 入社してから出会ったんやね。

- そうです。商品部の人におすすめを聞いた中の1つがパワーフィットで。
実際履いてみてハマって、そこからうんちくとか深掘りしたくなって。

- これも教えてもらったんですけど、パワーフィットって、こうやって持つと立つんですよ。普通の靴下だと、くたってなっちゃうと思うんですけど。

- 本当だ!

- しっかりしてるっていうのがわかってもらえるかなと。

- あと、WEBから商品部に異動してもっと製造に近い部署になったので、パワーフィットのニッターさん行く機会があったんですよ。そこでやっと愛を直接伝えられると思って、「めっちゃ好きです」って言ったら、(ニッターさんが)「僕も好きです」って(笑)。

- あはは!ニッターさん自信も愛がね。いい話。
毎日頼れる存在

- 女性ってあんまり好きな人いないですよね、こういう締めつけ強いタイプの…

- そうだね、どちらかというと「むくみが気になるから跡つかないものがいい」っていう人が多いかも。あと、ルーズに履きたかったりとかもするし。
わたしの場合は、だけど…デザインを気に入ることが多いから、履き心地“だけ”で好きって思ったことがないかもって思って。そういう意味で、今回の話を聞いてすごいなと。 
- あ、確かに。もちろんデザインが好きっていう靴下もあるんですけどね。

- 大野くんもファッションは好きやん?それでもここに行き着くんやっていう。意外でした。

- なんか…いろんなデザインを履きたいっていうよりは、毎日ガシガシ履けるものが欲しいって思っちゃうんですよね。

- なるほどね。ファッションは好きやけどとっかえひっかえしたいわけではなくて、足元は安定したいってことか。

- ですね。
例えばボーダーとかも好きは好きなんですけど…結局は「白」「黒」「無地」にいってしまいますね。

- カラーを選ぶことはあんまりない?

- うーん…(パワーフィットに)ハマったとき、今よりカラフルな服装してたと思うんですよ。

- あ〜。とりあえず白か黒を持っておけば、と。

- そうですそうです。
けど、最近はモノトーンとか落ち着いた色の服選ぶことが増えてきたんで…今いけるかもしれないですね(笑)。

- うんうん、いけるやん!モノトーンに差し色いいね。
わたしも履いてみようかな。

- おぉ〜!フィット感すごい!

- この履き心地と、どんなときでも履けるちょうどよさが好きなんですよね。ぜひ実際履いてハマってほしいです。
photo:Kenji Nakata
design, illustration:Canaco Honda
edit, text:Miki Nakagawa