Tabio 2022 Autumn Winter
Vol.01 / Waiking beside green

 ドレスを纏い、ヒールシューズを履く。わたしが着飾るとき、それは華々しいパーティや人目に映る場所には限らない。力強くも儚く生きる、木々や植物に囲まれたフィールドだって、そこは十分晴れの場だから。一歩一歩、歩みを進めるたびに、さまざまなトーンの緑や、淡く色づいた紫、リップのように鮮やかな赤など、景色が変わっていく。何気ないワンシーンだが、些細なひとときにこそ、ドラマチックな出会いがある。ふと、足元へ目線を運ぶ。とびきりのシューズには、同じく特別なソックスが必要だ。配色や柄使い、ファブリックから、丈の長さまで。自然からインスピレーションを得て、装いに反映してみたらどうだろう。日常が非日常になる、最後のトッピングを加えたら今日のスタイリングは完成。花のように明るく、優しい、新しい自分を探して。

Information

スマートフォン等のモバイル端末をお使いの方は
画面を縦向きにしてご覧ください。