汚れひとつない、まっさらな壁は自由だ。どんな自分だって、そのまま受け入れてくれる、優しい存在。「おはよう」と朝一番に挨拶をしたり、悲しいときや寂しいときはそっと寄り掛かったり。楽しい事があったら、ハイタッチするのもいいかもしれない。無機質なものだからこそ、その日それぞれの“壁”を映し出せる。じゃあ、向かいに鏡を置いてみたらどうだろう？そうしたら、その日それぞれのコーディネートをもっと純粋に楽しめるはず。いつもはしない組み合わせに挑戦してみたくなったり、新しい服が欲しくなったり。どこか刺激が欲しくなる。足元を華やかに見せてくれる靴下は、最高のスパイス。ノスタルジックな総柄や、足首をあたたかく包むウール生地、アームウォーマーも穿いちゃって。お出かけするときも、家に一日篭るときも、いつだって、この白い壁の前に立てば新しい自分になれる。
