メンズドレス業界の発展と次世代への普及を目指し、
活動を開始した<背広散歩>。

長年、紳士の嗜みであるスーツの装いに
欠かすことのできないロングホーズを
追求し続けてきた
Tabio MENは
<背広散歩>の取り組みに共感し、
第二回となる大阪編の開催をサポートしました


そんな<背広散歩>の中心メンバーである
高田氏の散歩とその後の懇親会に
Tabio MENが密着した
インタビューをお届けします。

ー本日はよろしくお願いします。早速ですが、まず最初に簡単な自己紹介をお願いします。

株式会社WEARLNESS代表 高田朋佳です。

𝐓𝐨𝐦𝐨𝐲𝐨𝐬𝐡𝐢 𝐓𝐚𝐤𝐚𝐝𝐚 Instagram

ー高田さんを中心に発足した<背広散歩>。その取り組みについて教えてください。

背広を愛する紳士が、業界関係者・お客様の境なく集まり、日本の風情を感じる場所を背広を着用し散歩して交流を深める会です。コロナ禍を経て背広に袖を通す機会が激減する中で”装いを愉しむ場を作りたい”という想いから有志が集いスタートしています。初めは普段の飲み屋でのひょんな話からでしたがメンバーの想いが強くさらに多くのご協力のもと実現できました。運営メンバー、カメラマンは皆手弁当(会社の業務とは切り離して)で行なっており、メンズドレスという業界を盛り上げたいという気持ちでこの会を開催、運営しています。難しいものではなく、お気に入りの背広を纏って好きな服の話で盛り上がる。背広、洋服好きなら誰しもが楽しめるようなアットホームな集まりです。

ー第二回目となる大阪開催は、兼ねてからご要望も多かったとお聞きしています。今日の参加メンバーを見渡してどんな印象を受けましたか?

参加されていたみなさまお一人おひとりがスタイルをお持ちで、とてもお洒落でした。東京開催に負けず劣らず、背広への熱を強く感じましたね。海外の方から女性の方、お子様まで、年齢層も幅広くご参加いただくことが出来とても嬉しく思います。”背広を愉しむ”という素敵な輪が広がっているなと実感しました。

ー今日の高田さんの背広コーディネートのポイントを教えてください。

クラシックなスーツスタイルではなく、遊びに重きをおいたコーディネートです。ゆったりとしたジャケットのシルエットやパンツのボリューム、ビスポークシューズなど、ファッション性の高いものを敢えて合わせることで、”背広=仕事着”というイメージから離れることを意識しました。また、タイや肩に掛けたニットの色で、桜や梅といった春の色彩を取り入れています。ビシビシのスタイルももちろん好きですが、背広の自由度を愉しむような、ポジティブな装いを表現できたらと思っています。

ーコーディネートする上でのソックス選びのコツなどはあるのでしょうか?

今日は着用したスーツとタイ、ニットの色に合わせた2トーンカラーのホーズを選びました。裾幅がある程度あるスラックスに対しては、しっかりと長さのあるホーズを選ぶことが多いですね。素材や編み地は、ドレススタイルなら薄くて編み地がシンプルなものがメイン。カジュアルは靴に左右されるところが大きいですが、編み地に凹凸があったり、素材感や色が立っていたりと、装いに合わせて変化をつけて愉しんでいます。

ー日頃より高田さんはTabioMENのソックスを愛用してくださっていますよね。どんなアイテムを愛用してくださっているか教えて頂けますか?

2トーンのホーズもそうですが、カジュアルに履けるブライトリブレギュラーソックスが好きで、5色ほど所有しています。

ーブライトリブレギュラーソックスを愛用される理由はずばりどこにあるのでしょうか。

ほどよく主張してくれる絶妙なトーンの色の出し方で、大人のカジュアルスタイルにも品良く馴染んでくれる点が理想的でした。質感もさらっとしていて薄手なので、ドレスシューズと相性が良いところも気に入っているポイントですね。

ーそう言って頂けて嬉しいです。最近ロングホーズバージョンもリリースしたんですよ。

以前から個人的に好きなブライトカラーシリーズでロングホーズが欲しいと思っていたので、まさに私にズバリなアイテムですね(笑)。ホーズ=ドレッシーなスタイルというイメージがあり、綺麗な色のものってあまり無いんです。なのですごく新鮮で洒落ていると思います。このカラーバリエーションなら普段のカジュアルな装いから気軽に取り入れられそうです。ドレススタイルをカジュアルダウンしたコーディネートには間違いないですし、敢えてデニムなんかにラフに合わせても面白いと思います。ホーズというクラシックなアイテムを自由に、かつ上質に愉しむという点が非常に魅力的に映ります。

ブライトリブロングホーズはこちら

ー背広愛好家である高田さんの視点として、どんなソックスがTabioMENにあると嬉しいですか?

ウール100%のソックスの履き心地が好きで、季節問わず年中履いているのですが、そのカラーバリエーションをブライトシリーズ並みに充実させて頂けると嬉しいです。あのサラッとした心地良さを、色でも愉しみたいと思っている紳士は多いはず。(笑)コットンとはまた違った色出しになると思いますので、その点でも面白いと思います。

ー貴重なご意見ありがとうございます。早速商品企画会議で検討させて頂きます!それでは最後にTabioMENユーザーに一言&今回の背広散歩の感想をお願いします。

背広散歩では、スーツにタイドアップというドレスコードがあります。そもそも、スーツスタイルは合わせられるアイテム数に限りがあるので、足もとのソックス一つ取っても、非常に重要なアイテムになってきます。人と違う色や素材を選んで個性を出してみたり、とことんシンプルに、クラシックにまとめたり。その装いがソックスというアイテムで大きく変化します。”細部に神が宿る”と言われますが、ぜひそれぞれの感性でソックスを選ぶことを、コーディネートすることを愉しんでいただきたいと思います。
今回ご参加いただいた皆様のように、ファッションを愉しむ方が一人でも多く増えてくれたら幸いです。
そして、背広散歩でその思いを共有できることを心から楽しみにしています。